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「カラマーゾフの兄弟」が人を変える。

 

 

こんにちは!ふかさわです!

 

 

あなたはこの、「カラマーゾフの兄弟」という本をご存知でしょうか??

 

 

おそらく、聞いたことはあるかと思います。

 

 

「東大教授がおすすめする本」で有名でもあります。

 

 

さらに、何年か前には日本でもドラマとして、放映されてたみたいです。

 

 

下の表紙になります。全3部作です。

 

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いや、正直かなり長かったです。笑

 

 

 

とにかく、このドストエフスキーって人は、かなり登場人物を出すんですよ。

 

 

 

それに加えて、聞き慣れないロシア人の名前なので、これまた覚えづらい。

 

 

 

具体的に言うと、ロシア人の名前を手紙など正式に書く時には、「名前」・「妙」・「父称」の順番で書かれます。

 

長男)ドミートリイ(名前)・フョードロウィチ(妙)・カラマーゾフ父称というようにです。

 

 

 

さらに加えて、愛称というのが入ってきます。泣日本でいう、あだ名でしょうか。

 

 

 

このカラマーゾフの兄弟における、長男ドミートリイ・フョードロウィチ・カラマーゾフの場合は、名前のドミートリイの部分を変化させて、ミーチャ、ミーチカと呼んだりしていました。

 

 

 

 

もちろん、初めは、慣れなくて、最初の上巻は、登場人物の名前をメモをとりながら読んでいました。笑

 

 

  

もう趣味というより、勉強している感覚でしたね。笑

 

 

 

上巻の1/3くらい読んだところでしょうか。

 

1回挫折しています。笑

 

 

 

それでも、我慢して、上巻の後半まで読み進めると、登場人物がだいたいわかるようになり、そのわからなさが気にならなくなります!

 

 

  

そして、中巻からは、ほとんどノンストレスで、最後下巻は、評判通りむさぼるように読みました。

 

 

この本を読むのに、単なる推理小説として読むのも面白いのですが、それだけではもったいないです。

 

 

作者ドストエフスキーは、なぜこんなにも多くの登場人物を出しているのか考えてほしいです。

 

 

 

もちろん、推理小説として、登場人物を多くしているのも、理由の1つかもしれませんが、この小説で1番に訴えていることは、「人間の人格・言動の形成」という部分だと思います。

 

 

 

難しい表現になってしまって申し訳ないのですが、要は以下のようなことです。

 

 

なんで親が不真面目なのに、子供はこんなに出来る子なの?」とか、「なんであの人は、理由もなく怒ってるんだろう」とか、「好きなんだけど、なぜか憎くなって、どうしても普通の人と同じように接せられない」とか「どうして殺人鬼のような、人間ができるのだろう」といったそういう、人間の不思議な形成と感情と言動までをひも解く考えが身に付くのです。

 

 

 

「どうして人って」という知欲がある人は、読むとすごく面白いですし、人を見る目が変わっていきます。笑

 

 

 

そして、人を見る目が備わると、人生が面白くなります。

 

 

  

すごい点は、もう何百年も昔の小説であるのに、未だに人間の真髄をついている点です。

 

 

 

予言書という評価をしている人もいますが、「根本的に人間が変わってないだけじゃん!進化できていないじゃん!だめじゃん!」と、私は思ってしまうのです。

 

 

 

また、ロシアの作品ということもあり、社会主義の思考に触れることができます!

 

 

私がオススメするのは、この点です。

 

 

 

理由は、資本主義の世界で生きている私たちには、こういった本でないと、社会主義に触れることが、できないんじゃないかと思うからです。

 

 

  

詳しい事は、省きますが、長将来的に人間が、真の人間としての価値を(そこらの動物と異なるという意味で)成立させるには、この社会主義の観念なくして、達成できないと思うのです。

 

 

 

そのためには、多くの人がこういった本書を読んで、理解する必要がありますし、

 

 

 

理解できない人に対しても、作中の末っ子,三男のように、あきらめずに、人を信じ続ける必要が出てくるのです。

 

 

 

そして実現するには、その努力のうちにも、その人が価値を見いだす必要があるのです。

 

 

 

抽象的で、今は理解できないかと思いますが、本書を読めばわかります。

 

 

 

そして、本書は、人間が真の人間として生きる世界になるには、ほど遠い時間が必要になるかもしれない。

 

 

 

それでも信じて生きていきましょうというメッセージ性のある終わりかたをしています。

 

 

 

また、ロシアという国とアメリカという国が、いまいち仲良くならない理由がわかります。

 

 

 

アメリカという国(資本主義)は、人間の汚い部分、醜い部分を伏せてしまっているように思えるのです。

 

 

 

考えることをやめている。

 

 

 

アメリカ人て、「悪い人だ!」と思ったら、すぐ銃で撃ち殺しちゃいますよね。

 

 

 

そういう所かなと思います。

 

 

 

今の社会は、「ヒーロー」のように象徴を掲げ、まじめに生きた人には、物質的富を餌に与えるという合理的システムを作っているだけに思えないのです。

 

 

 

 

確かに、このシステムだと世界は鎮静され、物質的に成長し、今までうまく回ってきました。

 

 

 

 

しかし、物がもう既に溢れた時代で、人々は、次に何を求めるのでしょうか??

 

 

 

 

私は、心の豊かさだと思うのです。

 

 

 

対するロシアは(根本は社会主義)ですから、人に幸せを分けることによる、心の富を訴えているわけです。

 

 

 

どうして、こういった思想が生まれたのか。

私は、考えました。

 

 

 

ロシアは、極寒な地域に位置し、さらに資源も大して無い国で、お金も無い、過酷な生活だったそうです。

 

 

 

そこで、それに耐え忍ぶのに、自然と人を愛する必要があったし、人に富を分け与える価値を理解すれば、生きるのに救われたのでしょう。

 

 

  

日本でだって、天使のように優しい人・いい人というのは、過去に厳しく大変な経験をしてきた人が多い気がしませんか?

 

 

 

さて、気づきました。話が長くなっている。笑

 

 

 

ほんとにロシアについて話すと止まらないので、このあたりで締めておきます。笑

 

 

 

未熟で、浅はかだったかと思いますが、最後まで読んでいただいて、うれしい限りです。

 

 

 

最後に、この「カラマーゾフの兄弟」ですが、3つの出版社から出ているそうです。

 

 

内容も多少異なるそうなので、以下に書いておきました。

 

 

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

 

 

  
岩波文庫の米川訳、新潮文庫の原訳、光文社の亀山訳。(訳された順・古い順です。)

 

 亀山訳は現代小説のような感覚で読めるので、読みやすいと定評があります。

  

 ※逆に米川訳はこれも文学通の中では評価が高いようです。ですが、海外文学や近代文学自体に読みなれていないと、古い言葉が多くて手ごわく感じるのかもしれません。