ビジネスを産む10の発想方法
こんにちは!ふかさわです!
今回は、どうやってビジネスを産もうかという、発想の方法を10個、紹介したいと思います!
新しいビジネスを考えている方には勿論ですが、就活生のあなたも、志望する会社で
提案できそうなビジネス案をもっておくべきです。
そしてぜひ、面接の最後に、そのビジネス案を言ってみてほしいです!
私は、学生時代ほんとに何もしてこなかったにもかかわらず、これで内定をもらうことができました。
お教えするビジネスの発想方法は以下の10個です。
①ストレスソリューション
②マーケットアウト
③ターゲティング
④競合利用
⑤価格破壊
⑥システム構築
⑦プロットフォーム
⑧カテゴリー創出
⑨親会社活用
⑩効率化
①ストレスソリューション
そのままの意味で、日常生活の小さなストレスを解消してあげるビジネスのことです!
例えばこんな例です。
「男性も花を送りたいが、買いに行くのが恥ずかしい。」というストレスを、インターネット通販を展開することによって解決したもの。
日々自分が感じるストレスに気づくことが大切ですね!
気づいたら、その解決方法とその実現方法を考えて実行すればいいのです!
②マーケットアウト
意味は、社会や消費者のニーズを汲み取った上で、1から事業を作っていくこと。
その対角にあるものとして、プロダクトアウトというものがあります。
これは、初めから作るものがあって、それに適した市場(マーケット)を探して行くのがプロダクトアウトです。
まとめると、マーケットアウトは「社会のニーズを考えて、物を作る。」という風に、ビジネスよりなのに対して、プロダクトアウトは「物を作って、その後に、適した市場を探して行く」ので、どちらかというと、アートによく見られる手法かなと思います。
(電子レンジやウォークマン、iPhoneやMacPCがプロダクトアウトの事例)
③ターゲティング
あるターゲットに特化して、そのニーズを満たすビジネスを考えてみること。
調べるとたくさん出てくるのですが、例えば、シーブリーズとかそうらしいです。
シーブリーズはもともと、海に行く20~30代の男性をターゲットにして商品を展開していました。
しかし、そもそも海に行く人が減っていき、ターゲットとなる対象が減少していきました。
そのとき、資生堂は新たに、街にいる女子高生をターゲットに変更して、売り上げが8倍にまで伸びました。
たしかに昔のシーブリーズのモデルと今のモデルを比べると以前は、渋い感じがしますが、現在は、かわいいフォルムとデザインになっていますね!
旧型 現代バージョン
④競合利用
意味は競合の散在を利用してビジネスを考えること。
例えば、オリジン弁当の立地などそうです。
あなたはオリジン弁当のある場所のまわりの光景を思いだせるでしょうか?
ちゃんと戦略があるのです。
正解は、あえてセブンイレブンなど、コンビニの近くに配置していることです。
コンビニに弁当を買いに行く予定だった客を手作り・できたて・健康素材でもって、
オリジン弁当のほうに呼び込もうという作戦です。
これを最初に知った時には、ほんとに関心しましたね。笑
⑤価格破壊
市場価格を大きく崩して、シェアの獲得に出るというものです。
ファンケルという化粧品で成功した会社がありますが、その後、健康食品に目をつけました。
健康食品は、競争率が高く、参入の難しい状況でしたが、これを解決するために、コストを徹底的に搾っていく戦略にでました。
低価格を実現するためにシンプルに原材料の一括買い上げをしました。
また、商品を作らせる発注先も厳選し、最安のところと取引をしました。
あんまりクレバーじゃないですね。笑
⑥システム構築
商品やサービスを単体ではなく、システムとして市場に導入して、強力な参入障壁をつくりという発想です。
よくわかりませんよね。笑
例えば、アップルのiPodです。
iPodは、音楽再生機器であるiPodそのものに加え、楽曲管理ソフトであるiTunes、オンライン音楽配信サービスのiTunesStoreを複合したシステムです。
⑦プラットフォーム
自分に有意なプラットフォームを作ることからビジネスを発想すること。
日本コカコーラの自動販売機での市場がそうです。
他社の場合は、自動販売機の中で、他社の商品と競争をする必要がありますが、コカコーラの場合は、自動販売機ごと会社の商品だけで構成できるので、競争する必要がないのです。
恐るべき戦略。独占。
⑧カテゴリー創出
すでにあるカテゴリーよりも、もっと消費者のニーズを満たすことができるカテゴリーを考えて、そこで商品やサービスを充実させるという発想。
寺田運輸という配送業がありました。
いろんな荷物を運ぶ事が生業でしたが、その中で、引っ越しの引き合いが多いことに着目しました。
そこで、他社でやっていない「荷造りご無用」を売りに、「不安のない引っ越し」という主婦のニーズに焦点をあてました。
引っ越しのデメリットである、季節変動性が高いことや、家財損失が起こりうることを、見積もりを無料にして通年需要を獲得し、荷造りを自分たちですることによって家財損失の事故率を低くしました。
寺田運輸は後に、アート引っ越しセンターとなりました。
⑨親会社活用
説明が難しいので本書の図をそのまま抜粋させていただきます。笑
上の図のプラスとアスクルの関係ですが、親会社プラスの社内ベンチャーとして生まれた会社がアスクルになります。
プラスは文房具のチャネルを利用して商品を販売し、アスクルはネットやFAXによる注文に応じて、商品を発送する会社です。
アスクルは注文を受けた商品を直接発注先に届けるのではなく、全国各地の文房具店を通して販売・配送します。
この全国各地の文房具店は、プラスが商品を卸している文房具店になります。
つまり、プラスとアスクルは、発注元には別の会社に見えても相互に補完し合う関係だったのです。
⑩効率化
例えば、アメリカのフェデックスという会社があります。
フェデックスは荷物の翌日発送を実現したアメリカの会社です。
広大な国土をもつアメリカでこれを成功させたのは、創業者のフレデリック・スミス氏のハブ&スポーク理論でした。
100都市を相手にして、配送するとなると、各都市の間を網目状に行き来しなければなりません。
ここで発想を変えて。
すべての荷物をどこか1つの都市に集めて、そこから欠く都市に配送すれば、使う飛行機の数は格段に少なくてすみます。
一軒不便そうに見えますが、これがいちばん効率的で、フェデリックは翌日配送を実現したのです。
以上のアイデアを新しい仕事として考えること、また、就活性は以上の考えを志望する会社で使えないか考え、ぜひ面接で使ってみてください。
また、この記事を書くに至って以下の本を参考にしました。
私が就活をする際にも実際にお世話になった本です。
ちなみに著者は私の大学の先輩です。笑
以上になります!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました〜!